鎌田信号機 Web Magazine
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第九話 1/2 |
第三章 決死編
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当時重大なる情報によれば
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彼らはルソン島中部に三々五々、上陸を開始した。戦闘爆撃機、艦砲射撃による援護をうけながら戦車部隊を先頭に上陸。マッカサー司令官の指揮のもと、米軍が誇る優秀なる兵器を総動員して、総ての物量による大作戦を日本軍に対して展開したのであった。このため、日本軍の各部隊は大いなる犠牲続出となった。 |
運命の分かれ目で命拾い
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しかし、「第1先発出発命令」が上官よりあった、その瞬間に、班長殿より、 |
この物語は鎌田信号機株式会社 創業者 故 鎌田大吉が平成7年に自費出版した戦争体験記「わが胸の夕日は沈まず」に基づいて掲載させていただきました。執筆については、当時の記憶や戦場での個人的体験を基に行いましたが、誤報の可能性や失礼な表現がある場合がございます。戦争中という特殊な状況下であった事につきご寛容いただきますようお願い申し上げます。 |
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