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						鎌田信号機 Web Magazine
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| 第十三話 1/2 | 
							 
								第三章 決死編 
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						 餓死か玉砕か? 7月18日、(日本名)三軒家に到着した。だがもうおそらく三軒家にての駐屯も1ヶ月はもたないだろうと考えた。兵隊たちは2週間も野草以外何も食べていない。上官たちも同じであり、ただ道端の野草を採って湯がいて食べるだけだ。  | 
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							 米軍機による終戦のビラ散布 晴天で静かなある朝、三軒家上空に米軍観測機が一機現われた。それはなにか不思議な予感に似た感じをわれわれに抱かせるものだった。搭乗員の顔が見えるほど、観測機は高度を下げてくる。そして拡声器から流暢な日本語が流れてきた。  | 
					
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							「いよいよこれは真実だなー」  | 
					
| この物語は鎌田信号機株式会社 創業者 故 鎌田大吉が平成7年に自費出版した戦争体験記「わが胸の夕日は沈まず」に基づいて掲載させていただきました。執筆については、当時の記憶や戦場での個人的体験を基に行いましたが、誤報の可能性や失礼な表現がある場合がございます。戦争中という特殊な状況下であった事につきご寛容いただきますようお願い申し上げます。 | 
				
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