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						鎌田信号機 Web Magazine
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| 第十四話 2/2 | 
							 
								第三章 決死編 
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							 敗戦という汚名 敗戦という結果は日本軍として最悪であり最劣であった。開闢以来の日本の歴史を紐解けば、天の岩戸が開き、天照大神によって、  | 
					
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						 収容所内の乞食同様の生活 天幕を設置した収容所で、400〜500名の日本兵が捕虜生活を営むこととなった。朝・昼・夕方と一応三度の食事があり、このときは長蛇の列で順番待ちをする。食器はアルミの浅い楕円形の容れ物で、手杓が付いていた。食事の内容は、シャブシャブのおかゆが大匙十杯くらいだった。三度三度がこれで、自分はいつも腹がペコペコであった。  | 
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							第十四話おわり 
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| この物語は鎌田信号機株式会社 創業者 故 鎌田大吉が平成7年に自費出版した戦争体験記「わが胸の夕日は沈まず」に基づいて掲載させていただきました。執筆については、当時の記憶や戦場での個人的体験を基に行いましたが、誤報の可能性や失礼な表現がある場合がございます。戦争中という特殊な状況下であった事につきご寛容いただきますようお願い申し上げます。 | 
				
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